提言書

提案書一覧

1. はじめに

海と街の有機的なつながりを取り戻し 将来につづく、ゆたかな横浜を築くために大切なこと

市民の意志と力で、カジノ事業を撤廃させました。その市民は、代替え案を示す責任があると考えました。


2. よこはまと海

海のように寛容で自由な場所

誰もがそれぞれの豊かさと幸せを感じられる、みんなに自慢したくなるような、そんな場所になったらいいね。


3. 未来志向の市民共創って?

未来志向の市民共創って?

様々な職業や立場の人が参加して、そのあり方について意見交換会を重ねました。


4. 対談レポート

みなとから考える横浜のまちづくり

2023年8月27日、横浜市情報文化センターの6階ホールで中村桂子氏と吉見俊哉氏の対談を開催しました。


5. 横浜の歴史的背景

創造と拡張。喪失と再生の歴史。この先、我々は何を創造するのか?

一般的な横浜形成史は多くの既出資料に任せたい。ここでは現在の都市横浜の特徴的なポイントと、これまで枕詞のように語られてきた横浜像に対し異なった視点を提起することにしたい。


6. 横浜の都市形成

市民が企画運営する次世代に向けた文化創造交流拠点をつくろう


7. 運河の設置、水路を通すことの波及効果

市民の共創エリア「水とまち、人」がつながる場所

巨大な陸地を形成する山下ふ頭に、水上交通が行き交う「運河」の設置を提案する。

以下にまとめるように、運河ができると、水上交通における山下ふ頭の地理的ポテンシャルを活かせるだけでなく、海を近くに感じられる場所が面的に広がり、またそれが横浜都心部の一等地であるこの土地の価値をさらに高めることにもつながる。


8. 生物多様性

多様な自然が都市の価値になる

暮らしの傍らに、多様な自然があることが都市生活において、どれだけ幸せなことだろう。

経済、効率、合理性などを求めるあまり、失われ、忘れ去られたものは計り知れない。

でも自然は寛容で力強い回復力を持っていると信じたい。今からでも遅くないはずだ。

価値観をアップグレードして、これからの開発の基準に生物多様性という視点を持とう。


9. ゾーニングマップ

市民の共創エリア「水とまち、人」がつながる場所


10. 野外空間 利活用プラン

市民が参加体験・交流できる場に

海に浮かぶ広々とした多目的公園と、横浜の発展でのアイテムであるコンテナや艀を利活用した空間で、横浜18区の市民が「チーム横浜」となり、協働して創作・発表ができる空間づくり。


11. 船劇場 艀のアップサイクル

艀、陸と海のあわいにたゆたう 異世界への誘い

開港以来横浜の港湾で重要な役割を果たしてきた艀。時代の移り変わりによって活躍の場を失いつつあるこの艀に新たな価値を見出し、船劇場という類まれな文化施設として維持活用してきた横浜ボートシアターは、船劇場をより多くの人々が集う“開かれた文化創造の場”にすることを目指しています。


12. 横浜18区街

コミュニティ再生としての『横浜18区街』


13. 子育て支援のサテライト施設

「みんなで子育て」を目指す 横浜市に足りないもの

横浜市でも少子化が進み、子どものいる世帯が減少し、核家族やひとり親家庭が増加しています。共働き家庭がふえるにつけ近所との交流が減少したため孤立し、不安や負担を感じながら子育する家庭の問題が深刻化しています。


14. 障がい者支援のサテライト施設

サテライト施設の 機能と可能性

福祉の充実を図るためには障がい者当事者の視点に立ち、多くの社会資源と連携し総括的な支援体制を築くことが重要です。しかし、今後は補助金の割り当てが難しくなるうえに、慢性的な人材不足により活動が制約を受けることで施設や職員が孤立することが予測されます。そこで、それらを改善するために『共創エリア』のなかに、 障がい者と福祉職員双方の支援基幹施設である“障がい者支援のサテライト施設”を創設することを考えました。


15. 未来のクリエーターのために

次世代育成に繋げる機能・施設

多目的スタジオ・ギャラリー、企業・研究機関等の誘致


16. 回遊性の強化について

次世代のモビリティ

山下ふ頭の再開発では、ふ頭内はもちろん、隣接する山下公園とその周辺も含め、あたかもテーマパークのように徒歩での散策を安全に楽しめる交通環境にしたいものです。


17. エッセイ

横浜 ~ 歴史と社会が融合し未来に紡ぐ街

山下ふ頭の再開発では、ふ頭内はもちろん、隣接する山下公園とその周辺も含め、あたかもテーマパークのように徒歩での散策を安全に楽しめる交通環境にしたいものです。


18. メタバースの活用

メタバースを活用した、スマートシティ横浜の実現

横浜山下ふ頭の未来を市民と共に築き上げ、スマートシティーの理念をメタバースを活用した市民参加型のグランドデザインで実現。持続可能性と住民の声を重視し、イノベーションを通じて未来の横浜山下ふ頭を創り上げることを目指します。


19. エリアの設置と運営

想いがカタチになり、共にアイディアを生み出し、循環型ネットワークでつなげていく

創る、運営する、つなげる


20. 編集後記