2022年3月、当初は横浜ボートシアター(後述)の艀を改造した船の劇場を誰でも使用できる施設として山下ふ頭に接岸する計画を進めるも、再興に新たな枠組みの必要性を感じ、事業化に向けて組織化するための改革案として「みんなの山下ふ頭に〇〇があったらイイナ」プロジェクトが発足しました。その後、埠頭全体でなく、付け根の一角に市民共創エリアの創設を掲げ、賛同者及び関係団体との協議を始めました。
翌年、3月の設立準備会から始まり、7月までに4回の会議とオンラインでの分科会を重ね、8月には中村桂子氏、吉見俊哉氏を迎えた対談を実施し、生命誌や社会学の観点から山下ふ頭の開発にまつわる話を皆で共有しました。
年末からは、これまでの意見、会議内容を踏まえたまとめとしての編集作業を進め、本誌の完成に至ります。
2023年 これまでの流れ
3月23日 プロジェクト発足準備会/内容と進め方を協議
4月22日 第一回会議/キーワードの洗い出し
5月19日 第二回会議/部門別に分かれ専門討議
5月〜 オンラインミーテングにて分科会を4回実施
「メタバースでプロジェクトを可視化する」
「山下ふ頭に水路があったらイイよね!」
「山下ふ頭に劇場があったらイイよね!」
「山下ふ頭をあらためて市民目線で考えてみる」
6月17日 第三回会議/部門別に分かれ専門討議
7月15日 第四回会議/全体のとりまとめを討議
7月16日〜 「河川と横浜港を巡る船上検証会」を実施
8月27日 中村桂子氏・吉見俊哉氏
「みなとから考える横浜のまちづくり」対談実施
9月〜 編集に向けた準備会議を複数会開催
10月30日 第五回会議/提言書作成編集会議
2024年
1月〜 編集作業開始
対談参加者……………………………………………148名
連携企画等参加者……………………………………223名
会議参加者・賛同登録者総実数………………………353名